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懇親会

2011.11.30(23:38) 129

今日は午前診終了後、大阪府医師会館で新型インフルエンザの講習会があり、その後医院の従業員有志と焼き肉パーティーをしました。

場所は今福鶴見の高級焼き肉店ワンカルビ。みんな食べ放題に眼がありません。面白いもので居宅事業部は飲み専門です。おいしいお酒とつまみがあれば大丈夫という感じです(ちょっと言い過ぎですが)。

焼き肉になった理由は一つ。たまたま看護師さんがみていたチラシにワンカルビの広告が挟まっていたからです。その時に何となく肉を食いたいねえという話になり、それじゃあととんとん拍子で決まりました。

いつも思うのですが、従業員の人たちは本当によく頑張ってくれています。私の無理な要望にも笑顔で答えてくれ、仕事が遅くなっても私の事を気遣ってくれるほど思いやりのある人たちばかりです。この環境に自分がいる事を、いつも誇りに思っています。

ということで、、、懇親会です。みんな本当によく食べますし、よくしゃべります。数々のとても書けないぶっちゃけトークも炸裂し、無礼講の会は大盛況で幕を閉じました。

明日、もしかしたら医院全体にニンニク臭が漂っているかもしれませんが、ご了承ください。何せ遠慮がないのもので、、。


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紹介と逆紹介

2011.11.29(22:41) 128

ここ最近病院と連絡をとり、入院して頂く患者さんと、病院から紹介され当院で診させて頂く患者さんが増えています。

寒くなったからでしょうか、残念ながら病状が悪化しやむ無く入院というケースと、師走までにお家に帰りたいという患者さんの希望を叶えるというケースがそれぞれ多いです。

最近特に連携を取らせて頂くのが済生会野江病院や本田病院さんです。

私たちからの入院の依頼はどうしても急を要する時が多くなります。本当にいつも快く引き受けて下さり、感謝の気持ちで一杯です。

私たちの仕事は地域に帰っていく患者さんを支えることです。外来でも在宅でも、病院からご紹介頂いた患者さんは、かつての主治医の先生の顔に泥を塗らぬよう診療にあたり、引き続き健康を維持できるよう支えていかなければいけないと思っています。

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心不全と腎不全

2011.11.28(23:36) 127

今日長く診ていた慢性心不全の患者さんを紹介元の病院に紹介、緊急入院してもらいました。

90歳代の高齢で腎臓も非常に悪く、これまでも1年に5-6回も心不全入院を繰り返していたそうです。

今年より私たちが在宅医として介入することとなり、ずっと順調に経過していたのですが、腎臓の機能が悪化していくにつれて利尿薬も効きにくくなり、体重が増加、浮腫も進み、まぶたが腫れて殆ど開眼できなくなり、転倒して傷だらけになっていたところを御家族が見つけられました。

本人はいたって元気そうですし、これまでの入院とは違い息苦しさなどは全くありません。しかし独居でこのような状態ではもっと取り返しのつかない大けがをすることは明らかですし、何より数日もたたぬうちに心不全入院となっていたでしょう。

循環器医にとって、心臓も腎臓も悪い患者さんの治療というのは永遠のジレンマです。心臓の負担を減らそうとすると腎臓の機能が悪化しやすいですし、腎臓の機能を守ろうとすると心臓に負担がかかりやすくなります。

患者さんも御家族も、自宅でのんびり過ごして最期を迎えたい、というのが御希望でした。退院されたら、再び私たちがお手伝いをさせて頂きます。

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痛み

2011.11.27(13:25) 126

どんな病気にもなんらかの症状が大なり小なり付き物ですが、その中でも最もつらい症状の一つが疼痛ではないでしょうか。

今日、以前から神経痛、筋肉痛、関節痛など、色んな痛みで悩んでおられる患者さんから往診依頼があり、股関節の痛みが耐えられず薬も効かないため、精査加療目的にてとある病院の先生と連絡をとり、入院して頂きました。

ある程度往診などで診ようとも思っていたのですが、高齢でほぼ寝たきりの状態になっており、このまま御自宅での加療では元の歩ける状態には回復しないと考えたためです。

若ければなんとかなることも、御高齢になればそれだけで回復力は低下します。

しっかり病院で治療して頂き、元気に戻って来られることを心より祈っております。

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風邪症状

2011.11.26(21:17) 125

最近めっきり寒くなって、風邪症状で来院される患者さんが多くなりました。

敢えて風邪症状と書いたのは、熱が出ないのに咳が続いて来院される患者さんが多いからです。

一般的に我々の業界は、ざっくばらんに言えば冬がシーズンと言えます(別に夏がストーブリーグというわけではありませんよ)。

感染症も、心臓病も、脳卒中も、基本的には冬に多くなる病気です。

先の話ですが、ただの風邪の時もあるし、アレルギー性や喘息の咳のこともあるし、心不全の咳の時もあります。

喉の状態や聴診、咳の様相や日内変動などで見分けるのですが、複合技の可能性もあるのが難しい点です。

例えば喘息の既往のある患者さんが軽い風邪をひいて咳が増える。これは風邪が喘息を悪化させた可能性があり、風邪が本質なのか喘息が本質なのかを見分けるのが大変難しくなります。

どうしてもわからない時は、一方の薬を使用して症状の経過を見て判断することもあります(診断的治療といいます)。

たかが咳、されど咳です。風邪症状には一杯秘密が隠れています。

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病診連携

2011.11.25(23:43) 124

今日、とある病院の先生より、一緒に診させて頂いた患者さんがお亡くなりになったとの御連絡がありました。

癌の末期の患者さんだったのですが、在宅診療目的に御紹介を受け、以来検査などの定期外来を病院で、疼痛管理や一般診療を当院で施行することとなりました。

大変熱心な先生で、検査の結果などをメールで教えて下さり、私も鎮痛薬をどれだけ増量したかなど近況を同様にメールでお伝えしたりしました(当然個人情報なので匿名でのやり取りです)。

これまで病診連携というのはどうしてもお手紙でのやり取りにならざるを得ず、なかなか勤務医の先生のお考えや詳細な経過などを知るには垣根が高かったのですが、こうやってメールでやり取りすることで、病院、かかりつけ医の役割分担が上手く果たせたのではないかと思っております。

患者さんやその御家族の思いに答えてあげることができたかは、正直わかりません。しかし、私は患者さん側から病診連携とはかくあるべき、という一つの形を教えて頂いたと思っております。

御家族の皆さんお疲れさまでした。そして皆さんから教えて頂いたこと、大切にこれからの診療の糧としていきたいと思います。

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木曜日の急患

2011.11.24(23:35) 123

私は患者さんから直接連絡をもらえるように在宅の患者さん用に医師携帯を所持しておりますが、例えば今日のように外勤日の時はどうしているのかと尋ねられることがあります。

この携帯を誰か他の人間に持たせることはありません。つまり、いつでも私につながります。

今日も大阪医療センターで外来中、一人の患者さんから連絡があり、診察中の患者さんに失敬して茉里Drや看護師と連絡をとり、上手く対応することが出来ました。

茉里Drも若く機動力があり、在宅で多く診ている慢性神経疾患の患者さんはむしろ私より専門知識がありますし、看護師も百戦錬磨のスタッフ(故に怖いもの知らずですが)ばかりなので、非常に頼りになりますし、信頼しています。

なので、私が外勤日や出張の時も御安心ください。皆と連携を取りながら解決する体制は、常に整えています。

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ショッピング

2011.11.23(22:03) 122

今日は患者さんも落ち着いており、久しぶりに午後から家族でショッピングに行って来ました。

私は若いときはファッションにもそれなりに気を使う時期があったのですが、今はおっさんになったためかめっきり無頓着になってしまいました。

ということで主に息子の服を買ったのですが、一つだけ自分用の服を買いました。

それは往診用のウインドブレーカーです。私の診察着であるカテ着は防寒機能は無きに等しく、このままでは風邪をひいてしまうと思い購入しました。

これで寒さ対策もバッチリです。

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往診開始

2011.11.22(23:41) 121

在宅診療の開始は病院からの紹介や御家族からの依頼だけではありません。

今日往診した患者さんは、鶴見区の包括支援センターからの紹介で始まりました。

ずっと当院の外来に通院していたのですが、高齢で足が悪く通院できなくなり、どうしたらいいかわからなくなり包括支援センターに連絡をしたようです。奥様は入院中で独居の状態、薬は何とか残っていたものでつないでいたとのことです。

訪問したら歩行もおぼつかない様子で、足や顔面が浮腫み、パジャマ姿で全く外出などできていないことが伺い知れました。

包括支援センターの方が介護保険申請をして下さり、患者さんとこれから体調がよくなるまで往診で来させて頂くこと、しんどくなったらいつでも電話してもらってよい旨をお話し、簡単な血液検査をさせて頂き御自宅を後にしました。

よほど心細かったのでしょう。最後に涙ながらにありがとうと何回も言われました。

理由は省きますが、私はあまり医療に感傷的なものを持ち込むことは好きではありません。何より医師はただ患者さんがよくなることを考え、粛々とその目標を遂行するものと考えています。

今日の患者さん。私は私のやり方で必ず浮腫の原因を解明し痛みをとり、自宅環境を整え、安心して奥様の帰りを待てるようにしてみせます。



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インフルエンザ

2011.11.21(22:54) 120

今日は寒い1日でしたね。

当院でついにインフルエンザの患者さんが出てしまいました。まだ流行ってはいないと思いますが、ノロウイルスがそうであるようにウイルス性の感染症はもの凄いスピードで蔓延していきます。

インフルエンザワクチンは効果発現まで2-4週間かかります。

接種希望でまだの方は、早めの受診をお願いします。

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都島休日診療所

2011.11.20(14:05) 119

今日は2週間ぶりの休日診療所出勤です。今休憩時間なので、このブログを書いています。

今のところ印象としてはみずぼうそうが多いです。お子さんの発疹といえば、最近はこればかりです。そういえば久しぶりに手足口病のお子さんもおられました。後はウイルス性胃腸炎ですかね。

インフルエンザの患者さんはまだみたいですね。この診療所に行けば城東区、旭区、都島区など他の地域の情報も入ってくるので、参考になります。

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送別会

2011.11.19(23:39) 118

今日は在宅事業部のケアマネージャー主任の増田さんの送別会が京橋でありました。

増田さんは私が院長として赴任する何年も前から当院で働いており、ずっと大切な患者さんを影で支えてくれていました。

医療、介護、リハビリ、福祉、ケアマネージャーの仕事とはこれらを患者さんの必要性に応じてうまく組み合わせてケアプランを作成し実行に移す、いわば高齢者の生活を支える世話人としての役割をもちます。つまり、患者さんやその御家族、色々な職種の医療従事者との信頼関係がなければ成り立たないわけです。

患者さんのために何をしてあげればいいか。いつもそのことを第一に真正面から取り組む、本当に誰からも信頼される素晴らしいケアマネージャーでした。

坐骨神経痛や骨折などで動けなくなった患者さん。脱水、熱中症でふらふらの患者さん。そしてある難病を患い今後どのように治療方針を立てていくか病院の先生、看護師、家族、包括の方などみんなで夜遅くまで話し合った患者さん。

今でもその時の状況が頭に浮かんできます。

また数年後、一緒に当院を支えてくれる(若手の)仲間として再び帰ってこられることを、切に願っています。

今日の送別会は寂しくも和やかな雰囲気が前面に出て本当に楽しかったです。今は一言、、お疲れさまでした。

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薬疹

2011.11.18(23:09) 117

今日は気管支炎症状の患者さんが来院され、抗生物質の点滴を施行したのですが、点滴開始からみるみる全身に痒みを伴う発疹が出現し、真っ赤になるということがありました。

抗生物質による薬疹です。

すぐに点滴を別のものに変更しステロイドとアレルギーの注射を使用しその90分後、症状は全て消失しました。

診療をしていると、1年に数回はこういった事態に遭遇します。これまでのアレルギー歴がわかっていればその薬品を避ければいいのですが、今回の事例もそうなのですが以前使用した薬品でも薬疹、すなわちアレルギー反応が起こることがあるから厄介です。

ひどくなると血圧が下がったり呼吸ができなくなったりで命の危険に晒されることもあり、万全の注意が必要です。

患者さんから私達が学ぶことも多々あります。今回のも特別なことではなく、誰でもあり得ることです。常に想定内の出来事として冷静に対応できるように努めていかなくてはなりません。

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診察室

2011.11.17(23:35) 116

今日は茉里Drが学会出張でお休みのため、午前診を理事長にしてもらい、夜診を私が担当しました。

久しぶりに一般診療をお願いしたので、患者さんはドアを開けたら理事長でびっくりしたのではないでしょうか?

私も大阪医療センターでの診療を終えてから、ダッシュでなんとか夜診に間に合いました。

いつもは診療の合間に往診が入るため少し体を動かせますが、今日は朝9時から夜8時までずっと診療であったため、さすがに腰が痛くなりました。

考えてみれば診察室は大阪医療センターも当院も患者さんと向かうと右側に机とPCがあります。診察をしながらカルテ記載(正確にはタイピング)をするわけですが、これも連続すると行ったり来たりで体の同じ個所ばかりに負担がかかります。カルテ記載は全て医療事務の人に任せればという意見もありますが、どうしても自分の言葉で綴りたくなる貧乏性な所が災いして、大体は自分で打ってしまいます(大した内容ではありませんが)。また、当院のPCは大変賢く、文字を打ってて時々信じられないような変換をしてくれるので、なかなか一方に集中できません。

未来の診察室はどうなっているのでしょうかね。しゃべらなくても頭の中で考えていることがそのままカルテに記載されるようになっているのでしょうか。私の生まれた頃の時代のお医者さんも電子カルテというものが世に出る事自体、想像もできなかったのではないかと思います。





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COPDセミナー

2011.11.16(23:45) 115

本日は表題の会に行ってきました。・・と言いたい所ですが、途中で往診で退席したため、ほとんど参加できませんでした。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)、最近はCMでも良く流れているため、御存知の方も多いと思います。

COPDは煙草の煙などの有害な空気によって、体内に酸素を取り込む働きをする肺胞という肺内の小さい袋を破壊し、息が素早く吐き出せなくなって息切れが起こりやすくなったり、酸素を取り込めなくなるため全身の健康に影響を及ぼすという病気です。

煙草が原因の約90%を占めます。そしていわゆる治る病気ではありません。最後は酸素を吸わなければ日常生活を営む事が出来なくなります。しかし、禁煙をすることで、その段階から肺が悪化するのを最小限に食い止める事が出来ます。

今は煙草の値上げや禁煙補助薬などで喫煙者の割合は減少していますが、私たち医師も喫煙者に対して、将来このような悲惨な経過をたどるかもしれないということを啓蒙し、禁煙を達成するように努めていかなければなりません。

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電気自動車

2011.11.15(23:59) 114

本日ふれあいセンターにて電気自動車の充電装置の工事がありました。

以前書きましたが当院の往診車は三菱の電気自動車であり、これまでは三菱の営業所や近くのイオンの駐車場にある充電機で充電をしていました。

この電気自動車、大変静かで姿も可愛らしく好評なのですが、最大の欠点は航続距離が短い事です。最大でも80㎞程度しか走れません。

以前橋本事務長が残り1㎞のぎりぎりの状態でイオンに着き、充電しようと思ったら充電機が故障していたという残念な事態があり、これこそ電気自動車の現状を表しているものだなと思ったのですが、往診でちょこまかと近隣を動き回るだけであれば、ふれあいセンターで充電できれば問題ないですね。

・・・なんか書いていることが携帯電話の話みたいですね。時代も変わったものです。



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思いこみ

2011.11.14(23:46) 113

医師の発行する処方箋、これには発行されてから有効期限があることを御存知でしょうか。薬局には入荷していない薬もあることを御存知でしょうか。処方箋に特別な記載がなければジェネリック医薬品に変更が可能ということを御存知でしょうか。

私たち医療従事者にとってはこれらは当たり前のことです。しかし、患者さんの中には御存知ない方もいるのではないかと思います。

だから例えば処方箋が薬局に持っていっても使えない、薬がない、ジェネリックなんて聞いていないということがあり得ます。

結局は私たちの常識を患者さんに押し付けただけで、よく考えれば患者さんは知らなくて当たり前な訳です。

こういった思いこみは危険だなと思います。些細なことであれば笑い話ですみますが、下手をすると命にかかわることにもなりかねません。

患者さんの立場にたって、この説明で理解してもらえるかを客観的に考えなければいけないと思います。





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入院の考え方

2011.11.13(22:38) 112

今日おひとり患者さんの往診に行ってきました。

詳細は省きますが、ある疾患のため入院治療も検討する状態です。ところが、以前も同様の疾患で入院歴があり、今回は絶対に入院したくないとのことです。

入院を拒否する。医師をやっていると、勤務医開業医を問わず、こういう場面に出くわすことがあります。

例えば、脳卒中や急性心筋梗塞など、予断を許さない状況。この時は、絶対に入院してもらいます。適応うんぬんでなく、倫理的な問題です。難しいのは入院適応ではあるが、治療の幅が広かったり、検査の可否の程度こそあれど自宅でも治療方針は変わらないケースです。

以前100歳を超える高齢の患者さんで、寝たきりになり往診に切り替わった方がいました。血液検査では貧血が進行しています。以前に潰瘍の既往があること、痛み止めを頻用していることから、元気がなくなった原因は消化管出血があったからかもしれません。この患者さんも自身は入院は拒否だったのですが、悩んだ結果、入院してもらいました。結果、胃カメラをして胃潰瘍が見つかり、鉄剤入りの注射、点滴で軽快に向かっているとのことです。退院はまだですが、今のところは入院でよかったと思っています。大事なことは、入院のメリットデメリットを考える事はあっても、100歳を越える患者さんに胃カメラをするかを決めるのは病院の先生であるということです。勤務医時代に、95歳の患者さんにペースメーカーの手術をしたことを思い出しました。

今回の患者さんは以前と同様の疾患もまだ軽度のため、内服で改善があるかをみて、進行しそうであれば点滴、それでも悪化すれば入院と決めました。

この選択肢が正解かどうかはわかりません。しかしいくら患者さんが希望されたとはいえ、一度治療方針を決めれば、いつも私はその経過について全責任を負わねばならないという覚悟でいます。

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結婚式

2011.11.12(23:41) 111

今日は以前勤務していた病院の同僚の先生の結婚式があり、香川県は高松まで行ってきました(そのため本日の診療は茉里Drにお願いしました)。

新婦さんは看護師で一緒に働いていた事もあり、よく知っているひとです。仕事もできて、大変思いやりがあり、いつも元気いっぱいの看護師さんです。

新郎は私の1年先輩の先生でまじめで優秀、年齢は近いですが医師として大変尊敬できる先生です。

お二人はある意味正反対です。無口で寡黙な新郎に対し、明朗活発な新婦。以前新郎は申しておりました。結婚するならどっちかというとよく話してくれて引っ張ってくれる人がいいと。今日の結婚式を見て、なるほどそういうことかと思いました。本当にお似合いです。

素晴らしい式で、お互いだけでなく、御両親も大切にされているのだなという事がひしひしと伝わってきました。最後の新婦→御両親へのお手紙、新郎の挨拶は大変感動的でした。

お食事も香川らしく?合間に讃岐うどんが振る舞われ、その味に舌鼓を打ちました。めちゃくちゃおいしかったです。

本当に御結婚おめでとうございます。またこれからは家族ぐるみでお付き合いさせて頂きたいですね。

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看取り

2011.11.11(23:33) 110

今日、往診で見ている患者さんが老衰のためお亡くなりになりました。

私が院長となる前、つまり先代からずっと診てきた患者さんです。特に病気らしい病気もなく、少しずつ食事や水分がとれなくなり、眠るように息を引き取りました。

お家では家族がおひとりで看ていたのですが、なんども話し合いの場をもち、治療方針を検討しました。最終的に点滴や入院もせず家で自然な形で看取ると決まり、そのように私たちも介入していったのですが、少しずつ弱っていく患者さんをみてつらかったらしく、何度と点滴してもらうとか入院してもらうかと考えたそうです。

例えば終末期で脱水となっている患者さんに点滴を少しすると、幾分かは元気になるでしょう。但し、それは別れの時をほんの少し前に進めるだけにすぎません。入院も、同様のことが言えます。

何もしない、という選択肢は私たちにとっても難しいものです。命に直結する医療行為を行えるものが、敢えて行わないという道を選ぶわけですから。家族の方ともよほど信頼関係がなければ、受け入れてくれないでしょう。

かつては最期の時は家で家族に囲まれて、というのが当たり前の時代でした。医療の多様化や死生観の広がりから、現在は最期が家である必要がなくなったと言えます。

今日の患者さんのお顔は、いつものベッドですやすやと眠っているお顔そのものでした。見守る、という最期の看取りも終わり、患者さんは天国から御家族の皆さんのことを見守ってくれていることでしょう。

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サマリー

2011.11.10(22:22) 109

最近自分が勤務医時代の時に受け持っていた患者さんの入院経過(サマリー)を見る事があるのですが、なかなか面白いです。

研修医の時に、サマリーの作成が一つの勉強でした。だらだらと長く経過を書くのではなく、端的かつ要点を絞って経過を伝える。どんな職業の方でも、人にものを伝えるときに最も大事なことです。

昔のカルテを見ると、なんでこんなどうでもいいところを深く掘り下げて肝心な事をはっしょっているんだろうとか、変に解説染みて読みにくかったりと、無駄が多いことに気づきます。

特に医者は短気が多いです。話が回りくどいと、それでお前は何が言いたいんや、と引きつった顔が待っています。

プライベートで友人と話をする時は、むしろその無駄なところを掘り下げていく会話が楽しかったりします。例えば昔話などは最も生産性のない会話ですよね。オンオフで思考回路を切り替えるのがストレスを溜めない秘訣ではないかと思います。



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みずぼうそう

2011.11.09(18:28) 108

みずぼうそう(水痘)の患者さんが増えているようです。

私の外来でも都島休日診療所で3人、その後の当院の外来でも疑いを含めると3人いらっしゃいました。

伝染力の高い病気ですので、保育園でもらってきてしまう患者さんが多いようです。また、帯状疱疹を発症したお母さんからもらってしまった(帯状疱疹と水痘は同じウイルス)子もいらっしゃいました。

必ずしも熱が出るわけではありません。また、全部の発疹がカサカサになるまでは感染力は残るので、怪しいと思えばすぐに受診して下さい。

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待ち時間

2011.11.08(22:43) 107

当院では昔から予約制ではなく、台帳に名前を記載して頂きその順番に患者さんをお呼びする方式を採用しています。

どちらがよいかは色々と論議がありますので省きますが、最近困っていることがあります。

診察時間前から台帳には記入できるようにしていますが、順番だけとって外出され、そのまま順番になっても帰ってこない患者さんが多くなっています。

予約制ではないので、決められた時間が存在しないため、不在であることは仕方がないことなのですが、例えば10数人並んでいるのにみんな外出中、といった事態が発生するわけです。

これは一番困ります。新しく来院される患者さんにはそれだけの待ち人数がいる事をお話ししなければいけませんし、何より診察が前に進まないため、結局どんどん診察が終わるのが遅くなっていきます。

患者さんにもそれぞれ事情があるのは承知していますが、私も患者さんの待ち時間をできるだけ減らしたい一心で無駄な時間を作らず診ているつもりです。順番の早い患者さんはできるだけ医院内に残っておいて頂きたいです。

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肺炎球菌ワクチン

2011.11.07(22:52) 106

最近患者さんからよく肺炎球菌ワクチンについて聞かれます。

なんで問い合わせが多いのかと思えば、テレビのCMでよく流れているからですね。

当院では何年も前から希望者にワクチンを打つようにしており、うちの老人保健施設である放出ふれあいセンターでは入所する方にはみんなこのワクチンを打つように説明しています。

もしこの肺炎球菌ワクチンについて効果、費用のことなど疑問点があれば、いつでも当院までお問い合わせください。

しかし、テレビのCMの影響力はたいしたものですね。

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都島休日急病診療所

2011.11.06(16:08) 105

今日は都島区にある休日急病診療所にて外来をして来ました。

医師会で輪番制でまわしており、今日が当番日であったのです。

開業医がお休みの休日を埋める形で存在するため、薬などは1日しか出せませんが、やはり早めに診断ないし治療ができることに意義があります。

子供さんが多いのも特徴です。子供は親御さんが不安になるけど、大人だったら1日位我慢できる、とお考えの方が多いからと思います。

正直、いつもより患者さんの数は少なかったです。毎年そうですが、寒くなってからが大変ですね。いよいよな気がします。

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消化器セミナー

2011.11.05(22:44) 104

今日は午前診終了後、往診の後表題の会に行ってきました。

消化器疾患の診断と治療について、2名の先生の御講演を拝聴しました。

開業医の先生向けの講演で、一つの疾患を深く掘り下げるのではなく、どういった点に注意して日々の診療を行うかや、どの時点で病院に紹介するかなどが焦点となっていました。

病院での勤務体系は、基本的に専門分野ごとに分かれています。皆さんの中には腹痛や嘔気、胸やけなど、どんな医者でもみれるんじゃないかとお考えの方もいると思いますが、現実は救急の場でなければこれらの主訴の患者さんは、全て消化器内科で診てもらう事になります。即ち、わかって当たり前のように思える疾患に対する経験値が、他の科では圧倒的に不足することになります。

それでいて、或る程度年数がたつと、なかなか初歩的なことは他の先生には聞きにくくなります。

私たち開業医は、専門ではないから等とは言ってられません。マニアックなところまでは知らなくても、守備範囲は広くなければいけません。前回行ってきた精神科の講習会もそうですが、垣根を作らず貪欲に勉強することが大切です。

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インフルエンザワクチン

2011.11.04(23:37) 103

10月中旬より開始したインフルエンザワクチンの予防接種ですが、おかげさまでたくさんの患者さんに施行させて頂いております。

予約して頂いた患者さんはもちろん、定期外来でワクチン接種の存在を知った方も今なら在庫があるので、希望者で同意頂ければその場で注射することにしています。

予想通りですが、ワクチンを打ってインフルエンザに罹患した患者さんもいるのですが、ほとんどの方がすぐに熱がひいたとか、そんなにしんどくなかったと言われます。これがワクチン接種による最大のメリットだと思います。

今回のワクチンですが、6か月の乳児から接種できます。小さいお子さんのいる御家庭でも御利用頂ければと思います。

ワクチンは接種してから効き目がでるのに2-4週間かかると言われております。流行を迎えるまでの、早めの接種をお勧めします。



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看護師

2011.11.03(21:50) 102

当院の自慢の一つが、処置室にあります。

処置室とは点滴をしてベッドに寝ていただいたり、採血をしたりネブライザー吸入をしたり、傷の処置をしたりと言わば医院での治療の最前線となる場所です。

別に処置室が広いとか、最新の機具がそろっているとかではありません。そこで働いている看護師さんが素晴らしいのです。

例えば緊急を要する患者さんは順番と関係なく真っ先に診なければいけませんが、その見極めも上手ですし、点滴もどれだけ血管が出ていなかったり号泣しているお子さんの血管でもばっちしとってもらえます。

技術的なことだけでなく人間的にも素晴らしく、患者さんも看護師さんに会いに来る感覚でいらっしゃいます。それこそ私には言えないことも看護師さんになら、といっぱい打ち明けたりしてくれていることでしょう。私も看護師さんの意見は治療を決定する上で参考にすることが多いです。

地域の医院は別に病気を治すことだけが役割ではありません。健康相談でもいいので、いつでも当院まで気兼ねなくお越し下さい。そして処置室を見ていって下さい。



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メンタルヘルス講習会

2011.11.02(19:41) 101

今日は午前診終了後、表記の会に行って来ました。

その名の通り、産業医向けの精神科領域の勉強会です。

誤解を恐れずに書きますが、私は内科、外科などあらゆる科の中で、この精神科領域というのが最も苦手です。

最大の理由は客観的なデータ(例えば血液検査など)で、理論的に説明つけにくい分野だからです。疾患を考えるときには理由付けが必要であり、であるから治療法や再発予防をお話しできるわけです。理数系の人間で、国語力がないから苦手意識をもっているのかもしれません。

でも現代社会では精神疾患を大なり小なり抱えている人は大変多い訳で、患者さんを診るときに苦手とは言ってられません。

こういった勉強会に積極的に参加して、もっと幅の広い内科医にならなければと思います。

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老衰

2011.11.01(23:14) 100

今日は別施設のケアマネージャーより往診依頼がありました。

聞けば患者さんは医者嫌いで、90歳代と高齢でしたが自宅で一人で暮らしていたのですが、転倒を機に動けなくなりそうこうしているうちに食事や水分もとれなくなり、衰弱してきたとのことです。

実際に拝見したところまさに聞いていた通りで、しばらく動けていなかったのか背部に褥創ができていました。

御家族も別居されており十分な介護はできず、ヘルパーがずっと入っていたそうです。

往診を継続したかったのですが現状況では在宅での管理は不可能と判断し、入院して頂きました。

私たちが診ている患者さんで、同様に高齢で老衰と言える環境の人もおります。但し、その方は何年も前から往診しており、まだまだよく動けておられた時の事も知っているし、御家族とも定期的に話し合いの場をもち、今後の方針(入院もしくは最期まで自宅で診る、経管栄養をするかなど)を決めております。即ち、我々医療スタッフ同士、そして御家族とも十分に連携し共通のヴィジョンを持っているということです。

今日の患者さんは医者嫌いであることや、実際にしばらく前まで元気に過ごしておられたという事情があることは理解しています。しかしそれでももう少し前の時点で連絡を頂き、皆で今後について話し合う機会がもてれば良かったのに、と思います。

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2011年11月
  1. 懇親会(11/30)
  2. 紹介と逆紹介(11/29)
  3. 心不全と腎不全(11/28)
  4. 痛み(11/27)
  5. 風邪症状(11/26)
  6. 病診連携(11/25)
  7. 木曜日の急患(11/24)
  8. ショッピング(11/23)
  9. 往診開始(11/22)
  10. インフルエンザ(11/21)
  11. 都島休日診療所(11/20)
  12. 送別会(11/19)
  13. 薬疹(11/18)
  14. 診察室(11/17)
  15. COPDセミナー(11/16)
  16. 電気自動車(11/15)
  17. 思いこみ(11/14)
  18. 入院の考え方(11/13)
  19. 結婚式(11/12)
  20. 看取り(11/11)
  21. サマリー(11/10)
  22. みずぼうそう(11/09)
  23. 待ち時間(11/08)
  24. 肺炎球菌ワクチン(11/07)
  25. 都島休日急病診療所(11/06)
  26. 消化器セミナー(11/05)
  27. インフルエンザワクチン(11/04)
  28. 看護師(11/03)
  29. メンタルヘルス講習会(11/02)
  30. 老衰(11/01)